プロポフォールvsデクスメドトミジン

人工呼吸器管理中の鎮静・鎮痛に関するまとめではJSEPTICのこちらのスライドが非常にわかりやすくオススメです

https://www.jseptic.com/medicine/medicine-9.pdf

 

人工呼吸器管理中の敗血症患者では鎮静に用いる薬剤はデクスメデトミジン(プレセデックス®)とプロポフォールどっちがよいの?

N Engl J Med 2021;384:1424-36.
DOI: 10.1056/NEJMoa2024922

 

デクスメデトミジンのほうが覚醒度を高めにコントロールでき、鎮痛作用があり、GABA賦活系の薬剤(exプロポ)に比較して呼吸抑制も少ないのでTPOで鎮静薬は使い分けすることがある

 

多施設2重盲検のRCT患者数は422人(デックス214,プロポ208)
デクスメデトミジンは0.2-1.5γ(中央値0.27γ)
プロポフォールは5-50γ(中央値10.21γ)
浅鎮静(RASS -2)になるようコントロールされた。

Primary end point
14日目での譫妄や昏睡状態の期間

Secondary end points
28日目時点のVentilator free days
90日死亡率
6か月後の認知機能

どれも有意な差はなかった。