悪性腫瘍の骨転移
BMJ 2021;372:n98
http://dx.doi.org/10.1136/bmj.n98
疑わしい症状
- 激痛
- 日常生活に機能障害をきたす(荷重で耐えられない)
- 急性発症
- 4-6週の経過で増悪
- 圧痛あり
- その他臓器障害あり(転移による)
- 高Ca血症
骨の50-70%が侵されなければXpは正常パターンと誤認される。
骨転移の好発部位は多い順に椎体・骨盤・肋骨・大腿骨・頭蓋骨だがどこにでも転移してよい
合併症
病的骨折(Low energy fracture)
高Ca血症
脊髄障害や神経根障害
頭蓋骨病変では明らかな絞扼所見がなくとも顔面神経麻痺などの症状がでることもある
骨転移が疑われる場合のアルゴリズムは以下の参考文献のフローチャート参照