閉塞性睡眠時無呼吸症候群

OSASのReview
N Engl J Med 2019;380:1442-9.
DOI: 10.1056/NEJMcp1816152

 

Epidemiology
30-49歳 女性3% 男性10%
50-70歳 女性9% 男性17%
アメリカでは2400万人が未診断のOSASと考えられる

Risk factor
咽頭のサイズと気道の虚脱のしやすさ

肥満が最も重要なリスクファクター
BMI30以上の患者はOSAS率40%
Metabolic syndrome患者のOSAS率60%
男性もリスクファクターとされるが科学的には証明されていない
閉経前女性ではプロゲステロンが上気道の筋肉を刺激しOSASの罹患率が下がる
逆にアンドロゲンレベルが高い(アンドロゲンのサプリ使用やPCOS)では舌の筋量が増加しOSASの罹患率が上昇する
甲状腺機能低下症やAcromegalyの患者でもOSAS罹患率高い

 

Strategy
OSASは検査前確率や症候が診断のための検査を行うかどうかの判断に大事

診断には夜間PSGが必須
無呼吸(90%以上Airflowが流れない)、低呼吸(30%以上のAirflowが流れない)

Apnea hypopnea index (AHI)は1時間当たりの無呼吸を指数化したもので
5-15 mild
16-30 moderate
30- severe

AHIは体重や睡眠時の体位、アルコール、薬剤、体液バランスなどに影響を受ける
SpO2 90%未満もひとつの指標

OSASの影響
AHI15以上は思考スピードの低下(年齢+5歳相当)
未治療だと交通外傷発生率3倍

高血圧症
冠血管疾患
心不全
睡眠時の不整脈
徐脈性不整脈

脳卒中

糖尿病、耐糖能異常

脂質代謝異常症

 

治療
生活習慣変化
CPAP
口腔への介入(歯科矯正)
手術など

ガイドライン
American Academy of Sleep Medicine
American Thoracic Society
American College of Physicians