低Na血症 cerebral salt wasting (CSW)

cerebral salt wasting (CSW)は厳密には腎でNaと自由水を喪失するのでRenal Salt Wastingでもよい

CSWとSIADHは治療方針が全く異なる
CSW⇒Naと自由水の喪失が起こるため補充
SIADH⇒自由水の制限

ECFが減少すると
ADH,RASは増加し、ANP,BNPは減少するのが正常な反応

体液量が減少している場合、浸透圧の変化よりもECF Volume変化のほうがADH分泌への影響は大きい

体液量や浸透圧が正常にもかかわらず、ADHが不適切に高値であるとSIADHとされる
CSWは体液量が低下しているにも関わらず尿中Naが高値となる
両者の違いは体液量

CSWは脳外科術後の患者にみられることが多い

SIADH,CSWどちらもUnaが高いためFE Naは高い
しかしFE Urate(尿酸)の変動が異なる
まず最初の低Na血症のときには両方ともFE Urateは11%以上である
SIADHではSerum Naが改善すればFE Urateも4-11%と正常範囲に収まるが、CSWではSerum Naが改善しても11%以上のままである。
FE Urateは腎機能が低下した患者では高めになってしまうためCr 1.5mg/dL未満の患者でなら用いることができる
J. Clin. Med. 2014, 3, 1373-1385