アルコール心筋症

Herz 2016 · 41:484–493
DOI 10.1007/s00059-016-4469-6

 

アルコール性心筋症 Alcoholic cardiomyopathy
アルコールの循環器系に対する影響
・心筋に炎症をおこす
・リズム調節に異常をきたす(Afとの関連が有名)
・高血圧症
アルコール性心筋症が最初に指摘されたのは1877年で、ドイツの病理学医Tübinger Weinherzにより“Wine heart”と名付けられた。


アルコール性心筋症の成因
・脚気Beriberi heart disesase
基本的には高拍出性心不全であり、アルコール性は低拍出性となるが、高拍出状態が続くと心拡大をきたし次第に低拍出になっていく可能性がある
・重金属による中毒性心筋症
過去にはビールが水銀やコバルトで汚染されていたこともありそういった重金属による中毒性心筋症も起きたことがある
・肝心症候群
心疾患が原因で肝硬変になることはないが、肝硬変が原因で心筋症をきたすことがあるcirrhotic cardiomyopathy。
・高血圧性心筋症
・アルコールそのものによる心筋への中毒作用
・エタノールによるリンパ球や好中球機能の抑制⇒心筋炎をきたしやすい
・アルコールによるrhythm disturbance