脱毛の鑑別

脱毛 Hair loss

 

鑑別
頻度が多いもの
Female pattern hair loss:25-40歳に多い。前頭部は保たれることが多い

男性:アンドロゲンによる薄毛 50歳では50%程度の罹患率
その他
カンジダ感染症
円形脱毛症
化学療法関連
アトピー性皮膚炎
2期梅毒secondary syphilis
乾癬性脱毛症Psoriatic alopecia
Lupus hair(SLE)

 

薄毛・脱毛のパターンにより鑑別可能
病歴では髪が細くなっているのか・抜けているのかは大事

 

問診で聞いておくべき項目
自己免疫性疾患
甲状腺疾患や内分泌疾患
重症疾患
高熱
妊娠
麻酔科の手術
突然の体重減少(内分泌か?)
生活ストレス
食生活

 

薬歴だと
化学療法
アナボリックステロイド
抗甲状腺薬
抗てんかん薬
βブロッカー
自己免疫疾患や線維筋痛症の治療薬は時にAlopeciaをきたす

 

基礎疾患や既往からは
IDA
甲状腺疾患
2期梅毒
SLE
女性ならば妊娠・月経・閉経関係の問診が重要(ホルモン療法も!)

 

生活歴では
喫煙
紫外線曝露
ヘアスタイル(染毛)
食事制限や摂食障害
ベジタリアン

身体診察
肥満はPCOSを疑う身体所見のひとつ
診察では頭皮と髪をみる
抜いてみて抜けやすいかどうかでも鑑別に有用