認知症の鑑別

可逆性の認知症Treatable dementiaは覚えておきましょう

参考
doi:10.7326/AITC201909030

認知症の定義
Cognitive capacitiyが2つ以上低下するが意識障害がない状態
1つのみの場合はMCI Mild Cognitive Inpairmentと呼ばれる

主に以下の4つがある
Alzheimer disease
Vascular dementia
Dementia with lewy body
Frontotemporal dementia

認知症を主訴とする患者の1-2%は可逆性の疾患である

Treatable dementia
NPH
薬剤関連認知機能障害(ベンゾ、バルビツレート、抗コリン、その他抑制系の薬剤)
甲状腺機能低下症
うつ病
譫妄
硬膜下血腫
外傷性脳損傷
VitB12欠乏
慢性アルコール使用
中毒
Parkinson disease
その他(脳腫瘍、CNS vasculitis、CJD、電解質異常など)

認知症発症の時期によりリスクファクターが変わる
18歳未満:教育不足Less education
45-65歳:高血圧、肥満、難聴
65歳以上:喫煙、うつ、身体活動低下、社会的孤立、糖尿病

スクリーニングに用いるテストは色々あるが
SLUMSは5分
MoCAは10分
MoCAのほうが感度が高い

認知機能障害の精査で行う血液検査
低Na血症
低血糖
腎機能障害
肝機能障害
CBC(感染症、貧血)
TSH(甲状腺機能異常)
VitB12

病歴から測定を考慮するのは
RPR(神経梅毒)
HIV
アルコールや薬剤血中濃度
ESR(血管炎)
重金属(鉛、水銀、アルミニウム、リチウム、砒素)
VitB1
悪性腫瘍関連マーカー
CXP,CT(感染、腫瘍)
尿検査